プログラム

7月5日(金)

放射線・超音波・保健衛生研修委員会共通研修会

教育講演
「ヘリコバクターピロリ感染症と胃がん検診に関する最新の話題」
講師 下山  克(青森県総合健診センター)
司会 飯島 克則(秋田大学消化器内科)


第27回放射線研修委員会研修会

教育講演
「症例から学ぶ胃がんX線読影法」
講師 安保 智典(合同会社メディカル・イメージ・コンサルティング)
司会 渋谷 大助(社会保険診療報酬支払基金 宮城審査委員会事務局)

症例検討会


第21回保健衛生研修委員会研修会

教育講演
「膵臓癌検診の確立に向けて 現状と今後の展望」
講師 粂  潔(東北大学病院消化器内科)
司会 正宗 淳(東北大学大学院消化器病態学分野)


7月6日(土)

第62回東北地方会(第33回医師研修会含む)

教育講演 (医師研修会Ⅰ)
「大腸がん検診の現状と将来展望」
講師 三上 達也(弘前大学大学院医学研究科 先制医療学講座)
司会 武田 弘明(公益財団法人やまがた健康推進機構山形検診センター)

特別講演Ⅰ (医師研修会Ⅱ)
「がん検診の基本を踏まえた上での将来像」
講師 中山 富雄(国立がん研究センターがん対策研究所 検診研究部)
司会 深尾  彰(公益財団法人宮城県対がん協会 がん検診センター 研究局)

特別講演Ⅱ (医師研修会Ⅲ)
H. pylori 陰性時代の胃癌、リスク層別化への期待と胃X線検診におけるカテゴリー分類の登場」
講師 山道 信毅(東京大学医学部附属病院 予防医学センター)
司会 加藤 勝章(宮城県対がん協会がん検診センター)

パネルディスカッション
「東北地区の胃がん検診の現状と今後の展望」(公募)
司会 阿部 靖彦(山形大学医学部附属病院 光学医療診療部)
司会 珍田 大輔(弘前大学医学部附属病院 光学医療診療部)

司会の言葉

現在胃がん検診は対策型検診として、X線検診に加えて2016年から内視鏡検診も可能となった。さらに2020年からX線検診では読影判定区分がアップデートされ、正常胃と慢性胃炎が区別されるようになり、内視鏡検診においては機器の進歩とともに経鼻内視鏡が普及し、白色光による正常観察だけではなく画像強調観察、AIによる病変検出なども活用が可能である。一方、任意型検診としては、血清によるABC分類による胃がんリスク層別化だけでなく、さまざまな方法でのピロリ菌検診が実施されるようになった。このように胃がん検診は二次予防に加えて一次予防も選択されうる多様性の時代に入っている。しかしながら一方では、X線読影医・内視鏡施行医の不足や地域格差、精度管理体制や有効性評価などの問題も課題として挙げられている。
本パネルディスカッションでは各施設で行われている胃がん検診の現状や取り組み、課題を発表いただき、時代とともに変わりつつある胃がん検診の今後の展望について議論したい。

一般演題(公募)
この度の地方会より、会員の研究活動を活性化し、ひいては本学会の発展に寄与することを目的として、支部で開催される地方会において支部優秀演題賞を選考することとなりました。 下記に該当する筆頭演者は選考の対象となります。

●支部優秀演題賞対象者
医師:当該地方会開催初日に50歳以下(ただし、本部代議員は除く)
医師以外のメディカルスタッフ:当該地方会開催初日に40歳以下


○第22回超音波研修委員会研修会

教育講演およびライブデモ
「検診における腹部エコーの実際」肝臓領域・胆膵領域
肝臓領域:講師 二宮 匡史(東北大学病院消化器内科)
胆膵領域:講師 滝川 哲也(東北大学病院消化器内科)
司会  上野 義之(山形大学医学部内科学第二講座(消化器内科学))


共催セミナー

モーニングセミナー 共催:オリンパス・マーケティング株式会社

「スクリーニングにおける大腸内視鏡AIの可能性~当協会での使用経験を交えて~」
講師 只野 敏浩(宮城県対がん協会がん検診センター)
司会 松本 主之(岩手医科大学医学部 内科学講座 消化器内科分野)


ランチョンセミナー 共催:株式会社AIメディカルサービス

テーマ 「消化器診療におけるAIの現状と今後の展望」

「AI時代の早期胃癌診断」
講師 吉永 繁高(東京都立がん検診センター 消化器内科)

「世界の消化器診療におけるAIの現状と今後の展望」
講師 辻  陽介(東京大学大学院医学系研究科 次世代内視鏡開発講座/消化器内科)

特別発言 大原 秀一(仙台胃腸クリニック)
司会 小池 智幸(東北大学病院消化器内科)


アフタヌーンセミナー 共催:富士フイルムメディカル株式会社

「上部消化管内視鏡診療におけるAIの活用」
講師 三浦 義正(日本大学病院 消化器内科)
司会 引地 拓人(福島県立医科大学附属病院 内視鏡診療部)